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 物語


―――偽りの世界の果てに望むものは―――


『そなたの証を。誰の手にでもなく、私が欲しい』


その少女が初めて心から望んだもの。
一切の偽り無く、そう望んだ瞬間に、再びもう一人の少女は目覚めた。

少女は変わった。皮肉なことに、だからこそもう一人も変わった。
同じように……?


『――違う! わたしはあんな程度のものじゃない……!』


だからこそ、初めて目的を持った。持つことができた。
――なのに、

『ベファ……あなた……』

再会が、血染めに変わる。
その絶望を前に、出会いがあった。
いったいいかなる運命の悪戯なのか。
そこに微かにでも希望を感じた自分に、少女は嗤った―――





最遠寺要が京都に移り住み、私立録洋台高校に転入してから約半年。
ある日クラスメイトより、とある相談を持ちかけられる。

『……もしかして、最近学校で噂になっている幽霊騒ぎのことですか?』

校内でここ一ヶ月ほど大きな噂になっていた、幽霊騒ぎ。
その解決を頼まれた要は、由羅と共に調査を始めることになる。

『きりゅうゆら、です。由羅って呼んで下さい』

調査というよりは社会勉強として、わざわざ留学生を装い、録洋台に潜入する由羅。一方でため息をつく要。

『……あまり派手に動き回らないで下さいな。フォローするわたくしが、とても疲れます』

 要の学校生活に、妙などたばたが増えた矢先に、事は起こる。
 深夜の学校に、現れる何か。


そして―――


双鏡禁咒
鬼燈
ネレアの契約
根源二祖

………


『では――ようこそ。虚ろな世界へ』




◆委託情報◆


あきばお〜こく様

とらのあな様

メロンブックス様

メッセサンオー様




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